九条
くじょうの由来
「摂陽群談」には「いは衢壊(くじょう)に作る。貞享年中(1684~88)この地の衢を切て、淀川の流を直す」とあって、このとき衢(みち)を切ったため、衢壊(くじょう)の名が生まれたことに由来し、「九条」は衢壊の字をもじったもの。(大阪市HPより)
ちなみに「衢」はむずかしい漢字ですが辞書によると、音読みが“ク”、訓読みが“ちまた”で四方に通じる道。よつつじ。と云う意味とのこと。また近くには茨住吉神社さんや松島の盛り場があり明治期には「西の心斎橋」とまで云われ賑わっていたそうですが、やはり人々が交わる“辻(つじ)”は栄えるんですね。